ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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目当ての本(BL)が何冊も行方不明。家族の本棚に紛れているくらいなら、いっそ紛失していたほうがマシです。

ささやかなジェラシー
桜木 知沙子
徳間書店 (2001.4)
ISBN : 4199001786
価格 : \540



【こんな話】
涼やかな美貌で剣道の腕も超一流。高嶺の花と噂の英介には、密かに恋人候補がいる。長身で見かけは大人っぽいけど素直な後輩・清水。「つきあうかどうかは試してからだ」 人づきあいが苦手な英介は、つい高飛車に条件を出してしまう。デートには行くのに、いつまでも期限をはぐらかす英介。けれど誕生日直前、いつになく真剣な瞳の清水に「会ってください」と迫られて!?
(カバー裏より。最後の一文が、ちょっとニュアンス違うかなぁ?)

【ひとこと】
ずいぶん前の本です。
素直でとってもいい子の清水が、ねばり強く英介をくどいていく様子が好きです。言葉づかいも丁寧だし、先輩の気に障ったら、すぐちゃんと謝る。そんなところが読んでいて暖かい気持ちになります。
英介も、イヤな人間ではありません。人づきあいが苦手で、余分なつきあいはしたくないと思っているのも確かなんだけど、心の奥底ではちょっと人恋しかったりする、顔に似合わず純情な奴…かな? 多分、女の子と付き合っても、うまくいきそうもないので、清水に出会って彼は幸せでしたよ。

清水が押して押して押しまくるのに対し、英介がいかにも迷惑だという態度でふるまう。ふたりの関係はこんな感じ。最初は、本当に迷惑だった(?)英介も、だんだん居心地よくなってきて、オレって幸せなのかも?♪状態になっていくわけです。でも、英介が幸せだからって、清水がそうとは限らなくて、かわいそうに清水は結構ストレスたまっちゃってたんですねぇ。表に出さないから、英介も気づかなかったし、私も読んでてわかんなかった(笑) 

だから、言いたいこと言いあうシーンが気持ちいいです。が、この本「ささやかな試み」と「ささやかなジェラシー」と2編収録されてるんですが、「ジェラシー」のほうでは本心を吐き出していた英介が、いきなりしおらしくなっちゃって気味悪いんですよ。ぶっきらぼうなところが魅力だと思うので、そういうところは失わないでください。

当て馬風キャラは、英介の妹。
付き合ってる彼から、好きな子ができたと言われるだけでも悲しいのに、それが男!しかも自分のお兄ちゃん!なんて、そんなショックなこと。ちょっと同情しました。
そして、いかにも当て馬らしく登場したけど、全く違った柴崎。ぜったいホモだと思ったんだけどね、違った(笑)

(★★★☆☆)

「うざったさといじらしさは紙一重」という表現が出てきます。
これ、とっても上手い表現ですよね。でも理屈じゃない、うざったいと思ったら嫌いで、いじらしいと思ったら好きなんです。きっと。
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