ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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前作の『月を抱いた』がとっても好きだったので、書店で見つけて大喜び。今年に入ってから、ろくに新刊チェックもしていなかったんだけど、そのおかげで感動も二倍でした?。


灼熱を呼べ
夜光 花
竹書房 (2005.2)
ISBN : 4812419832
価格 : \600



【こんな話】
「お前が俺と付き合うなら、もうこんなもの造るのはやめる」
連続爆弾魔事件が世間を騒がせている中、裕也は親友の竜治の部屋で造りかけの爆弾を見つけてしまう。責める裕也に竜治が持ちかけてきた取り引きは、思いもよらないものだった。(カバー裏より)

【ひとこと】
竜治の行動が、つねに予想よりもぶっ飛んでいて、いつになったら落ち着いてくれるのか、そればかり気になっていました、恐かった。生き方に余裕がないんです。いつもギリギリって感じで。
何が彼をそこまでさせるのか? 終わりのほうで、本人が少し打ち明けてくれるんだけれど、もっとなにかありそうです。

一見ヘロヘロに弱そうな裕也が、荒れる竜治に毅然とした態度で接してくれるので、それだけが救いです。だけど、体が絡んでくると、されたい放題になっちゃう。
竜治も、裕也のことが好きなら、もっと優しくしてあげればいいんだけど、「爆発を造らない代わり」の契約だと思ってるから、ついつい乱暴になっちゃうんですよね。
…って、ホントにそうなのかな、実はちょっと自信ないです。なんか、悪意を感じさせるくらい恐い夜もあったし。

だけど、竜治がず?っとテンぱってる状態なのに、裕也は結構ほんわかしてる一瞬があるのが面白いです。竜治への愛を自覚して、小さな幸せに浸ったりして。
そうそう、お約束の、そして私が大好きな "風邪っぴき&看病" も出てきました(笑)

今から思えば、化学室に盗みに入ったあの日、竜治は裕也に恋に落ちていたんですね。あの騒動がなかったら、竜治は犯罪者になっていたに違いありません。
だから、爆弾ひとつくらいで済んでよかった。そういう意味では、喜多村の企てにも感謝するべきで、彼の死も無駄ではなかった…そう思いたいです。

ひとつだけ。
不幸なことに、裕也は失明してしまいましたが、事件後たった1カ月でずいぶん落ち着いているのが少し不自然かな、と思いました。1カ月くらいでは、ショックから立ち直ることはできないのではないかしら。
(★★★★+0.5)

続きが気になります。裕也の眼はもちろん、竜治が心配です! 裕也の留守中、ちゃんとおとなしくしていられたんでしょうか。竜治の心のうちをもっと知りたいし、とにかく彼にはもっと穏やかに暮らしてもらわないと恐ろしくて恐ろしくて…。


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