ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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この初々しさは、まさしく鹿住ワールドです?。なんだか初心に返りました、BLの初心に。出てくるのは、三つ子くんと、その同級生とお兄さん、そして、お兄さんの友だち…と、男の子ばっかり。




【こんな話】
三つ子の長男・幹は、他のふたり(翠・葉)よりも背が低く、また顔つきも少し違ったり、と日頃から疎外感のようなものを感じていた。しかも、翠と葉が異常に過保護なのだ。することなすこと、すべてをふたりに見張られ、口出しされっぱなしの幹だったが、ある日、同じクラスの夏海が声をかけてきて…。

【ひとこと】
こんな兄弟、いるんですかぁ。翠と葉の行動も言うことも、ひとりっ子の私にはとうてい理解できる範疇ではありません。
休み時間のたびに幹の様子を見に来たり、帰りが遅いといっては怒ったり、友だちができれば邪魔するようなことをするし。どうして幹は、もっとガツンと言ってやらないんだろう!と腹が立ちました。
でも、少しだけ、羨ましいとも思う私です。もし私にきょうだいがいれば、幹が「ガツンと言わない」理由がわかるのかな、と。

翠も葉も、干渉するという以前に、結局は幹と一緒にいたいんだと思います。「頼りないから心配」「ひとりぼっちだから心配」と口うるさく言ってたのも、100%そう思っていたわけじゃなくて、幹にくっついてられる理由付けっていうかね。
そんなふうに考えられるようになってからは、翠と葉がかわいく見えました。特に、葉がたたみかけるように幹を言いくるめるところを、もっと読みたいです。

さて、冬樹(と夏海)。
優しいだけの男はいまいちなので、夏海があとからいろいろ暴露してくれて、ひと安心。そうそう、大学生なんだから、あの手この手つかっていいんですよ。
私が好きなのは、夏海が「泣き真似も上手いから、同情しないように」って忠告するところ。過去に、どんなシチュエーションで、泣き真似したのか、ぜひ知りたいわ。

コバルトだし(最近はそうでもないか)、恋が始まったか始まらないかのところで話が終わっています。他の作家さんなら、序章50ページくらいで書いてしまいそうなことが、丁寧に1冊かけて書かれている感じですが、焦れったくはないです。
三つ子がそれぞれ怒っている様子が、そりゃ可愛いかったです。
(★★★+0.5)

もうちょい進展してほしかった。


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