ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(昨日の続きです)
メス花シリーズ、今日は3冊目。

耳にメロディー、唇にキス
椹野 道流
二見書房 (2003.7)
ISBN : 4576031155
価格 : \560


【こんな話】
結局、江南の赴任(留学?)先のシアトルに着いてきちゃった篤臣。大丈夫、法医学教室の仕事をやめたわけではなく、休職。
法的には認められないながらも、結婚式も挙げたのだが、幸せいっぱいの生活を送っていたふたりに、思わぬ訃報が。篤臣の父が亡くなったのだ。
一時帰国することにした篤臣に、江南は自分も帰国し、篤臣の母に自分たちの関係を話すことにしたのだが…。

【ひとこと】
ふたりが自分たちの両親にカミングアウトする話です。
詳しくは書きませんが、篤臣の家庭環境と、私のそれがとてもよく似ているせいか、篤臣の母の怒りや動揺、そこからの気持ちの変化が、痛いくらいに伝わってきてせつなかったです。

江南が、温泉の強姦事件のことまで白状したのには、少しびっくり。
でも、どん底まで落ちて、這い上がって、またちょっと落ちて、そうしてやっと結婚式を挙げるところまでたどり着いたという事実が、最終的にはお母さんの心を動かしたんじゃないでしょうか。
男らしいです?、江南が。

一方、江南の両親、というか父がまた危険人物で…
彼らを説得するところも感動の場面には違いないのですが、ちょっと笑ってしまいます。
ここは書かないでおくので、ぜひ読んでくださいね。

考えてみると、周りから普通に(むしろ祝福されたりして)受け入れられてしまうカップルの話とか、ふたを開けたら職場(学校)じゅうホモばっかだったみたいな話が多いなか、こういった暗い部分が書かれているのはそんなに多くないですよね。
どっちがいいとか、そんなことはもちろんなくて、エンターテイメント性の問題で、好きずきだと思います。私も、両方好きですし(^^)
このシリーズも、笑いの部分と甘い部分と、そんなシリアスな部分がうまく混ざり合って、いい作品になってます(偉そうに)

さて、このふたり、書き下ろしの『恋はすばやく 愛はあせらず』では、新婚旅行に出かけます。
これ、ゼッタイ読んで読んで! もう、この旅行が、イヤになるほどラブラブです、やってられません。
篤臣が、完璧にお嫁さんになってるのが見どころかしら。
江南の後ろ姿を見つめながら、「やっぱり結婚してよかったかも」なんてぼんやり考えちゃう篤臣って…。
(★★★★★)

4冊目に続く。
スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Track Back
TB*URL

Copyright © 小夜すがら 其ノ壱. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。