ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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主人公には、一応シリアスな設定なんかもあるのです。だけど…(笑)
表紙はこんなにしっとりしっぽりしてるのに。いい意味で裏切られました。


待人は遠くにありて

ふさ十次
大洋図書 (2005.3)
ISBN : 4813009948
価格 : \630


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待人は遠くにありて
待人来たりて
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作家志望の神田透は、家族の反対を押し切り上京、ひとり暮らしを始める。しかし、貧しさには耐えられた透も、孤独だけはどうしようもなかった。そんななか、彼の支えになったのが、文通相手の佐川武士だった。ある日、その佐川が上京することになり、ふたりは会う約束をしたのだが、透はまだ見ぬ文通相手に恋心を抱くようになっていたのだった。

            ※※※※※※

というのが、前述の"シリアスな設定"です。でも、そんな雰囲気なのは、最初の4ページと半分くらいで、佐川の登場シーンまで来て「あれ、思ってたのとちょっと違う?」と。
実は、佐川はヤクザの次期親分(って言い方あってる?)。透との待ち合わせ場所にも、ヤクザらしく舎弟とやって来ます。その舎弟は、なんとかヤクザっぽいんだけど、佐川はフツーのおにいさんなんですよ。それも、純情で、自信なくて、ひとりでぐるぐる考えちゃうタイプ。
で、透があんまり可愛くて、いきなりラブホテルに連れ込んでやっちゃった結果、泣かれて逃げられて、もう大パニックに。舎弟のアドバイスでなんとか立ち直るんだけど、どう見てもヤクザとは思えません。かわいい。

実際、その「組」というのが、電車に9時間も乗らなければいけないほどド田舎にあって、パッと見、共同で農家を営んでる団体にしか見えないんです。親分はヘンだし、舎弟とやらも、最初に佐川と一緒にくっついてきた人+数人しかいないみたいだし、地元の人たちとも和気あいあいとやっていて…。そんなことだから、このマンガは、極道モノでもなんでもありません。純情ボクトツな田舎の青年×ちょっと弱気な作家志望の青年のラブストーリーです。

いろいろ小ネタが面白いので、これ以上は書きません。でも、ここかしこで笑えて、とっても楽しかったです。
(★★★★☆)




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