ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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もう!本気で悩みました。もしかして私、頭悪いんだろうか、って。いや、実際悪いのかもしれません。
ボーイズラブを読んで、人物相関図を書いたのは、この本が初めてです。
でも、読んだ人ならわかると思いますが、相関図っていっても、登場キャラの相関図じゃないんです、これが。しかも、書いたからってすぐ理解できるものでもなくて、私、心の底からタマちゃんに同情しました。私と一緒で、騙されっぱなしだったもんね…。




【こんな話】
芝居をやることに行き詰まりを感じていた役者の環(たまき・以下タマちゃん)。そんなとき、恋人(もちろん男・妻子持ち)から、単身赴任先のニューヨークに着いてこないかと誘われ、迷わず渡米することにしたのだが…。
出発直前、ひょんなことから、恋人が "別れさせ屋" に頼んで、自分たちを別れさせようとしていたことを知ってしまう。
"芝居で人を騙すなんて!" 憤慨したタマちゃんが、 "別れさせ屋" に乗り込んでいくと、そこは探偵でも興信所でもなく、TDCという劇団だった。TDCは、人間関係のいろんな問題事を引き受け、大がかりな芝居で解決をする "便利屋劇団" だったのだ。

「おれはゼッタイ別れたりしない。騙されたりしない!」
タマちゃんは、TDC社長にそう言い放ち、もし恋人と別れることになったときは、TDCに入社するという契約を結ぶ。
しかし、タマちゃんの決心もむなしく、恋人とは別れることに。でも、もっと悲しかったのは、タマちゃんがTDCの存在を知った ひょんなこと も、すでにシナリオの一部で、すべては、タマちゃんがTDCで役者をするように仕組まれた、大芝居だったのだ。

【ひとこと】
"別れさせ屋" についての知識はないけれど、TDCみたいに大芝居を打つところはおそらくないと思います。私が、相関図を書いたっていうのも、この芝居の中での人間関係なんです。あまりに大芝居すぎて、なにがなんだかわからなかったから。
タマちゃんは、初仕事でこの大芝居に参加したんだけど、一件落着かな…と思うとどんでん返し、今度こそ終わりかな…と思うとまたどんでん返しの連続で、こっちまで腹立たしくなりました。(よくわからないから余計に腹立つ)

タマちゃんがよく人間不信にならなかったなぁ…と、ひたすらそれが不思議です。ただでさえ風変わりな劇団員の中に放り込まれて面食らってるのに、自分のことはぜんぶリサーチ済みで何もかも知られてる。そして、仕事が「人を騙すこと」ときてる。
そんな生活で、いったい何を信じていったらいいんですか。
でも、確かに変わってるけど、みんな心の優しい人ばかりなのよね。タマちゃんも次第になじんでいけて、本当によかった。

ここでTDC社員紹介。
・シナリオ担当の功紀……ホモ。タマちゃんが好き。
・月ちゃん……ホモ。きれい。女装可。
・沖ちゃん……ホモ。月ちゃんと不思議な関係?
・キィちゃん……非ホモ。初恋の相手を父にとられて失恋(笑)
・高校生のソノちゃん……ホモ(オヤジ好き)。女の子みたい。

そして、タマちゃんはTDCの仲間にとけ込んでいくうちに、憎みさえ感じていた功紀を好きになるんだけど、また功紀がおちゃらけ人間で…。早くくっついちゃってくれ!とイライライライラ…。
(私は月ちゃんとソノちゃんが好き♪)

しか?し、TDCに在籍するタマちゃんにとって致命傷だったのは、人を騙す芝居ができないこと。そりゃそうですよ、さんざん騙されてここに来たんだから、自分まで人を騙してどうしますか。
でも、功紀のシナリオにかける思いとか、みんなが抱える思いとか、芝居にかける情熱なんかにふれるうちに、だんだん変わっていって、ついに主役を張ることになります。ここは少し感動。

だ?け?ど?、せっかく主役をやったっていうのに、ここでもタマちゃんってば全員に騙されてたんですよ! しかも依頼者にまで!(とにかく読んでください・笑)
その後は、これだけ騙されたんだから、もう最後まで騙されてもらいますって感じで、功紀とラブラブハッピーエンディングを迎える寸前まで、タマちゃんは騙されてます。
終わりよければすべてよし、なんですか。(私はそうは思いませんが)

でも、最終章(Episode 5)で、タマちゃんが依頼者と話すシーンでは、ボロボロ泣いてしまいました。あんなに怒りながら読んでたというのに…、松前先生恐るべし。
(まあ読んでみてほしい ★★★☆☆)

"別れさせ屋" で検索したら、いろいろ面白いものものが見れました。料金に関して、決してTDCがぼったくりでないこともわかりました。
TDCは、Tokyo Disney...じゃなくて、Tear Drop Companyの略。ホントよね、罪な組織です。私も、泣かされちゃったけどさ。


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