ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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小説b-BOY と MAGAGINE BE×BOY のコラボ企画が一冊に。




ICCとは、各省庁からの出向者だけで構成されている、要人護衛のための機関。
この話は、ここに所属する男たちの話です。
しかし、要人護衛というのはあくまでも名目上、真の目的はイタリアのテロ集団コントラパッソの計画を阻止することにありました。

そして、そのICCのメンツがこれ。

チーフの神崎は、元ロンドン副大使
そして、同じく外務省から来た、見目麗しい鈴木くん
財務省からは、メガネの小野くん
ロンドンのシンクタンクから引き抜かれた "天使" 加持
警視庁からの出向者 高原警部補
そして最年少は、同じく警視庁から 射撃の銀メダリストでもある宮園くん
※神崎×加持、高原×宮園

できるなら、SPなんて荒っぽい仕事に関わってほしくない、それは美しく華やかな面々です。
ただ、最後の陸くんだけは、ほかに代わりはいくらでもいそうなんですよね。
やっぱり高原の好みで選んだんでしょうか。


この話のいちばんの肝となる部分は、"ICC vs. コントラパッソ" の陰に潜む "加持 vs. カルロ (コントラパッソの首領)" という、愛と憎しみの対決です。
加持はカルロの元恋人だった… という設定に、私すごくドキドキしました。

加持のカルロへの憎しみは、テロリストということを隠して自分と関係をもっていたことそのものではなく、どうして自分を信用してすべてを話してくれなかったのか というところに起因しています。家庭環境に恵まれなかった彼ならではの感情です。

また、カルロも加持に対する執着を捨てませんでした。なんせ彼は、美しいものが大好きだったので。
カルロは、加持が自分のもとを逃げたあとも、ずっと加持のことを追っていて、ICCに そして加持にちょっかいを出してくるんです。
そのやりかたがそれはそれは華麗で、背筋がぞくっとしました。

欲を言うなら、加持がカルロの言葉にもっと揺らいで、神崎をとるかカルロのところへ戻るか迷ってほしかったです。
カルロもカルロで、最後くらいは 加持への純粋な愛を見せてくれてもよかったのに。
それとも、あれがカルロなりの最大限の譲歩だったのかしら、だったらいいんだけど…

そして、それを陰で支える神崎。
彼がまたスマートなのです。
カルロにしかけられた補聴器をぜんぶ撤去しないで、わざとひとつ残すところ、しびれました。


また、肝まではいかないけれど、高原と陸が過去を乗り越えるというエピソードも。
高原は友人の死、陸は父親の死がトラウマになっているのですが、このふたりの話はぜひ小説でも読みたかったです。
特に高原の心の中をもっと覗きたかったなぁと思います。彼にもっと語ってほしかった…

書き下ろしの Special Resort が、バカバカしくて好き。
そんな頼みごとをする神崎も神崎ですが、クソ真面目に引き受ける高原もどうなんだろうね。
(★★★☆☆)


これだけは言わせてください!
鈴木くんはまあいいとして、小野くんの立場は?
せっかくの眼鏡キャラよ、なのに、いったいなんのために出てきたの!?
私は、b-BOYに掲載されたものしか読んでいなかったので、マンガを読めば鈴木くんと小野くんが活躍してるかなって期待してたんですよ、もう!
第一印象では、いちばんグラっときたのになぁ、小野くん。

読んでくださってありがとう


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