ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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家族が関西人だったり、私自身も関西に住んだことがあるせいか、大阪弁には抵抗もないし、むしろ好きなほうです。
でも、小説の中で登場人物が大阪弁をしゃべるのは、なぜか苦手で。
そんな私が、この本はまったく平気でした。とっても勢いのある本です。


何でやねん! 1
久我 有加
新書館 (2004.5)
ISBN : 4403520898
価格 : \588



【こんな話】
高校の入学式早々、「俺の相方になって」と土屋から言い寄られた相川。相川と漫才がしたいのだと言う。
どんなに邪険にしても諦めない土屋に、相川は「俺は笑われるんは嫌や」と断る。
実は、相川は東京の小学校に通っていたときに大阪弁をからかわれたことがトラウマとなり、笑われることに抵抗があるのだった。

そんなことは知らずに、土屋は相川をお笑いライブに誘うのだが、帰り際、なんと東京で相川をいじめた主犯格の女に出会ってしまう。
思わず席を蹴って退場する相川だが、後日、その女が土屋と一緒に、それも楽しそうにしているところを目撃してしまい、ショックを受け…

↑これが1のちょうど半分くらいまでのあらすじ。
相川の「ショック」、これこそまさに嫉妬。もちろん、土屋も同じ気持ちですからね。
その後、土屋とは真っ正面からぶつかり、そしてがっちりと和解(=両想い)するわけです。

【ひとこと】
一応、土屋×相川です。なぜ、"一応"かというと、性格的には土屋のほうがフニャフニャでなよなよしていて、相川がボクシングジムに通うほどの剛健だから。
そんな二人が初めてエッチするとき、お互いに乱れて、何も考えられなくなったような段階になってから、相川が、
「抱くのか、抱かれるのか」
って、考えるところがあるんです。そして、そのあと、"針の先ほどしか残ってない理性で" 「どっちでもええ」って。

ここが、リアルで好きです。
どちらかが経験者ならいいけど、ふたりとも初めてだったらやっぱり迷うでしょう?(推測でしかないけど)
とまどうだけのシーンなら何回か読んだことがあるような気もするけど、こういうシチュエーションは初めてでした。
「抱くのか抱かれるのか」のひとことが、私をずしんと説得してくれました。
ああ、やっぱり迷うんだ!って(笑)
久我先生に感謝です。

土屋が優しいんです。
それも、女の子がもってるような優しさです。
相川が立ち止まってしまったときも、いい子いい子しながら引き上げてあげる、そんな優しさが涙を誘います?。ちょっと泣きました。
(★★★★☆)

さて、土屋の一生懸命なアタックが実を結び、無事コンビを組むことになった二人。高校生コンビ、バンデージとして活動を始めます。

続く


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