ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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もう、古本屋さんでしか手に入らないのかもしれません。


おとなり
おとなり
posted with 簡単リンクくん at 2005. 5. 1
月村 奎
白泉社 (1998.12)
ISBN : 4592870816
価格 : \540



【こんな話】
久保田和菓子店と洋菓子屋の「ら・てらす」はお隣り同士。しかし、ワケあって店主同士はいたって険悪ムード。一方、それぞれの息子 久保田博樹と、芳野 哲は親に内緒で、コソコソと友だち付き合いを続けていた。
ふたりは同じ高校に通ってるんだけど、博樹は特待生で哲は普通クラス。
ちょっとおバカで頼りない哲が、博樹はなんだかほっとけなくて…

【ひとこと】
まず本編の「千里同風」。
博樹と哲、そしてもうひとりの友だち勇二、3人の子どもっぽい会話が楽しいです。コロコロと笑い転げる声が聞こえてくるみたい。
なかなか自分の気持ちに気がつかない博樹が、ある日、女の子と一緒にいる哲を目撃しちゃうんです。パニック(嫉妬だよね)に陥る博樹が、自分を正当化しようとしてあれこれ分析しようとするんだけど失敗、自分の本当の気持ちを知ることになります。そこが、いかにも優等生。

親同士は、顔を合わせればケンカばっかり。そんなドタバタの中、博樹が唐突に告白します。笑えますよ?、ココ。
博樹はヘンに冷静だし、コクられた哲のリアクションも面白い。
ふたりの父親も、ますますヒートアップしちゃうし。

エッチはしません。博樹はともかく、哲がまだまだそういう感じじゃない(=個人的な意見)
でも、キスはします。そこが、すっごく可愛くて、何回も読み直してしまいました。

もう一編は、「Every Jack has his Jill」というお話。
これは、哲の兄ちゃん(哲たちの高校の先生)と博樹のお兄ちゃんの話です。
要するに、こっちも結ばれちゃうんです。
哲の兄ちゃんという人が、もう鬼畜一歩手前みたいな男なんですよ。
博樹のお兄ちゃんは、こんなんで本当に幸せになれるんだろうか、かなり不安です。
根っからのMなんでしょうね、きっと<博樹のお兄ちゃん
月村さんっぽくない作品だな、と思う反面、こういう話が下品に終わらないのは、やっぱり月村さんだからなのでは、と結論。
「千里…」で、哲の兄ちゃんがチラっと口にするひと言が、こっちの話にもちょっとリンクしてて、あら?という感じ。
(★★★★☆)
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