ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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10月28日の続きです。


妖魔なオレ様と下僕な僕
椹野 道流
イースト・プレス (2004.3)
ISBN : 4872574311
価格 : \893



【こんな話】
「3」は、ロンドン編。
お屋敷に取り憑いた霊を祓います。が、依頼主の秘書が、正路に手を出してきて…
本のオビにも書いてあるので、ここにも書いてしまいますが、"司野のヤキモチ大爆発の巻。"

「4」は、京都編。
司野が、壺から脱出したときに親切にしてもらった、忘暁堂の店主夫人のお見舞いにと、京都を訪れる二人。
そこで、司野は宿敵 陽炎(かぎろい)に出会う。陽炎に意外な事実を知らされた司野は?そして正路は? サイキックバトル編(やや嘘)。

【ひとこと】
(3)
「もっと僕を好きになって」「わかった」と答えてもらったものの、ほんとにわかったんだかどうだか。
そんな不満たらたらの読者も、「3」の最後の司野に満足したのでは。私はとっても嬉しかったです。

依頼主の秘書 クリス、最初っからあやしかったですよ?、ね?
でも、万が一、正路にちょっかい出すようなことがあったとしても、正統派でくるだろうと油断してたら、いきなり変態なオッサンになってしまって絶句。
「可愛いペット」だの「おこぼれに預からせてくれ」だの…もうやめてちょうだい。
司野が助けに来てくれたときの予想もはずれました。またおんぶしてもらって、ホテルに帰るのかなぁ?なんて期待してたら、司野ったら妖魔に戻っちゃったように正路を痛めつけるし。

でも、そのぶん、そのあとの展開が暖かかったです。
「2」で、司野の(正路を好きだと思う)深層心理の20%が明らかにされたとすると、「3」では50%くらい見えてきました。
正路の辰冬への嫉妬心も、一応はわかってもらえたのかな。よかったね>正路

(4)
お見舞いに行っても、あいかわらずぶっきらぼうな司野には大笑い。
でも、「照れる」という感情があるなら、「好き」という感情もあってしかるべしと思うんだけど、どうなんでしょう。
辰冬との想い出の場所を巡りながら、知らず知らずに内にこもってしまう司野。
その横に、つかず離れず寄り添う正路。ここでも、とりたてて親密度が増した気がしないのが焦れったいです?。
こうなると、どんなに司野に邪見にされても諦めずに食い下がる、正路のド根性にすがるしかありません。

宿敵 陽炎が現れたことで、司野が正路を頼らざるをえないシチュエーションが出てきたのは、お互いにとってよかったですよね。
どの巻でも、正路が必死に言葉を探しながら、司野に自分の気持ちを説明するわけだけど、司野もだいぶわかってきた?ていうか、もう正路の気持ちも、自分の気持ちもわかってるんじゃないの?
それでいてわからないふりしてるだけじゃないの?
そんな意地悪な考え方もしたくなるでしょ、4巻ともなると。
(★★★★★)
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