ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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読んでいて、思わず笑いがこぼれてしまう本でした。


業務命令は「駆け落ち」
夢乃 咲実
ビブロス (2004.10)
ISBN : 4835216547
価格 : \893




【こんな話】
ある日、突然上司に呼ばれた池森加津樹(かずき)。ついにリストラかと思いきや、え、本社へ出向?
半信半疑で本社を訪ねた加津樹を待っていたのは、なんと本社の経営を握る財閥の御曹司と偽装駆け落ちをしろ、という業務命令で…。

【ひとこと】
ありえない話…でもないのかな。御曹司には、決まった婚約者がいたのだけど、その結婚には権力がらみでいろいろな問題があるらしい。そこで、なんとか先方から断ってもらおうという作戦です。

この御曹司(匡史・まさふみ)が、不思議なテンポなんですよ。世間知らずでのほほんとしてるんだけど、妙に肝が座っているというか、チャンレンジ精神旺盛というか。「駆け落ちごっこ」をしていればよかったはずなのに、だんだん本当の駆け落ちみたいになっていく過程でも、ひたすらのほほん。真のお坊ちゃまというのは、こんな感じなのかも…。
加津樹は素直な青年だから、そんな御曹司の行動ぶりに、いちいち驚いたり困ったりしてて。これがまた面白い(そして可愛い)。

でも、いくら本当の駆け落ちのようでも、これは業務命令。終わりのときはやってきます。ここまでがあまりにも、ぽよよんとしたストーリーなので、後半の展開には少々胸が痛みます。でも、その先には、壮大な(壮大すぎる)エンディングが待っています。

(さらにネタバレ)
加津樹は幸せ者です。ちょっとうらやましい。よっ、玉の輿!
財力にものをいわせた…ことになるのかもしれないけれど、御曹司はとっても真剣に加津樹とふたりで幸せになる方法を見つけてくれます。でも彼が真剣になればなるほど、なんだか笑いがこみ上げてくるんですよね。やっぱりお坊っちゃまはお坊っちゃまなのです。

ちょっと古いけど 「スプーン一杯の幸せ」 そんな感じのお話です。いい人がたくさん出てきます。
(★★★★+0.5)

仕立てのよいスーツを着て、ビラ配りやサンドイッチマンをするとは大物です。初めてのキスに至る経緯も大笑いでした。
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