ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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蛇口をひねると、水の代わりに虫が出てくる… もうずいぶん前の話ですが、知り合いが赴任した国は、そんなところだったそうです。

外交官の恋のお相手
森本 あき著
リーフ出版 (2005.5)
ISBN : 443405838X
価格 : \893


【こんな話】
外務省に入って早々、上司の機嫌をそこねた桧山 鈴(りん)は、中東の名もない国にとばされてしまった。暑いし、仕事はろくにないし、いくら日本が恋しくても帰れない。落ち込む鈴だったが、ある日、職場に日本語を話す青年が訪ねてくる。久しぶりの日本語に、鈴は大興奮。しかし、男は記憶喪失だった。鈴は彼を竜馬と名付け、家に置いてあげることにしたのだが…。

【ひとこと】
鈴がとばされた国は、日本とはまだ国交がないところ。仕事は、国王に「ぜひとも我が国と国交を結びませんか」 と、ご機嫌伺いに行くくらいのものです。同僚も現地職員もいないんだから、日本語どころか英語でだって喋る機会がないかもしれません。出張だったらまだしも、いつ帰れるかもわからない、ひょっとしたら定年までここにいなくちゃならない、となったら、もう気が狂ってしまうかも。
上司を怒らせて、たった3日後に辞令が下るとは思いませんが、こういうことってきっとあるんでしょうねぇ。怖い。

実は、この話、ネタバレなしでは何も書けません。
でも、中東の国+記憶喪失の人… と来たら、なんとな?く分かっちゃいますよね。まぁ、そんな話です(笑)

(以下ネタバレ 空欄は反転)

記憶喪失の男・竜馬は、その国の第13皇子だったのでした。
でも、分かっちゃいますよね、なんて書いときながら、私は竜馬が記憶喪失のふりをしてるとは思いませんでした。本当に記憶を失っていて、ある日記憶が戻ってひとまず宮殿へ戻って、そのあとでちゃんとまた鈴を迎えに来てくれるのかなぁ、なんて予想してました。

鈴が赴任してきたとき、車から降りてきた鈴があんまりかわいいので、竜馬は部屋に逃げ帰っちゃったんだそうです。かわいすぎてビックリしたってこと? ちょっと不可解ですけど、このエピソードは気に入ってます。そして、そのあと半年も、物陰から鈴のことを見て、チャンスを狙っていたなんて、いかにもお坊ちゃまぽくて、そこも好きです。
(★★★☆☆)


冒頭の "蛇口をひねると虫が出てくる国に赴任した知人" も、鈴と同じ職場の人でした。この本にもあったけど、家賃はタダだし、そんな国だから無駄遣いすることもないから、お金はたまる一方だそうです。あんまりいろいろ書くと、怒られちゃうのでこのくらいに。でも、鈴みたいな目に合ってる人もいるみたいでしたよ。
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