ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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やっとゲットしました。
「かわいい奴は得だ」 ごもっとも。




5編+書き下ろし収録。

■白猫
獣医×高校生。
私 「襲い受け」 って、どうも見極められないんですが、なるほど、こういう子 (こういう子?) そうなんですね。
この "ストーカーちっくに攻めていって、襲わせるようにし向ける手管" がそうなの?
それとも p.30 の開き直り加減みたいなのが判断基準?
何はともあれ、かわいいです。

ただ、私には獣医のほうがかわいく見えました。
トジツキさんは、ヘタレって書いてらっしゃいますが、それほどじゃありません。
年上だからね、締めるとこは締めてます。
今後、成長していくと思われます (笑) メガネだしね (?)


■Sweet days
幼なじみの再会もの。
○年後、強者と弱者 (受け攻め) の立場が逆転していた… という、よくある話。

何年かぶりに地元に戻ってきた 行 (こう)。
あの弱虫だった杳一 (よういち) は、見事な大型犬に成長していました。
行が引っ越すときに 「もっと強くなって なめられないようにしろ」 と言い残していったのをきちんと実行して、不良になったようです。
とはいえ 「?だもん」 なんて言葉づかいする不良、ちっとも怖くないけど。

好きなセリフは

「不良なんて 行ちゃんキライだよね」

ってとこ。
にしてもこれ、学校で "しちゃわない" ほうがいいと思いません?


■and sheep
妄想スキルのまだまだ足りない私には、ちと難解な作品。
フリーの?科学者×ヒツジにされてしまう少年。
ヒツジといっても、耳としっぽだけね。

ま、わからないながらも、年の差カプ and オヤジ攻め として読み進んでいきましたが、p.94?95 の見開きが死ぬほどいいですねっ。
オヤジのちょっとズルい感じがナイスです。
なるほど "意地悪" するのと、"構う" のは、似て非なるものなのですね。

トジツキさんの主旨とは違う楽しみ方かもしれませんが、私これ大好き。


■秘密の話
同級生。
なんてことない話ながら、激萌えでした。
相手の気持ちを知りつつ、受け入れるでも拒否するでもなく うまく友だち関係を築いているつもりだったのに、相手に女の子の影がチラついたら… ほら 面白くないんじゃん。

p.135?136 なんて、こっちが息荒くなっちゃいました。ドキドキ…

「好きになるはずないのに…」

うんうん、そうだよね。
いやー、ラストもいいです。うふふ。

トジツキさんて、構図やコマ割りが上手な方ですね。
どの作品もそうですが、特にこの作品はイカしてる (死語?)


■エンドレスエンド
自分のほかには誰もいない、お正月休み。
そんなある日、学校では接点のないふたりの同級生 阿久津と水本が出会います。

学校では無愛想なのに、自分といるときは可愛い笑顔を見せてくれる水本にどんどん惹かれていく阿久津。
当然 自分だけの一方通行な想いかと思いきや…

なんとなく、近未来的な雰囲気を感じさせる作品です (そうか?笑)
たぶん、ふたりだけの世界が繰り広げられているからだと思います。

『不連続世界』 の感想を書いたとき、Juraさんに "釣り橋効果" というのを教えていただきました。
このお話にも、ちょっとそんなセリフが出てくるんですよ。

「誰もいない状況で会うから 好きだと錯覚するんだって」 by 水本 (←可愛いほう)

錯覚でもなんでも、好きは好き だよね。
水本のこのセリフは、単なる言い訳みたいなもんなんですが、これに対する阿久津のセリフがカッコいいよ!

(★★★★☆)


赤くなるときの 「かー」 っていう擬態音がかわいいです。

読んでくださってありがとう

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この方のマンガははじめてです。
単館上映の映画を立て続けに見ている気分でした。登場人物がガイジンだとぴったりくる… そんな感じなのです。
それにしても、どうして海王社はHPつくらないんでしょうか。例の物件は、ぼんやり待っていてもよろしいんでしょうか。



5編収録。


■不連続世界
主人公 (大学生) × 親友のお兄さん

監禁ものです。
主人公は、10年来の片想い。お兄さんもそれを知っていたせいか、監禁されてもとくに抵抗はしていません。
今更ながらわかった、監禁の極意。
「この部屋で ずっとおまえの事ばっか考えてたら 好きになったのかと 錯覚した」
心身ともに傷つけて、自分に振り向かせるのではなくて、間接的にじわりじわりとその気にさせる手法だったのね。
「錯覚」 という言葉をつかうお兄さんが粋だと思う。


■スター!
元スターでいまは Vシネ専門のおんぼろ映画館の館主 (以下 元スター)
やさぐれ系のオヤジ予備軍って感じかな。
そこへ新しいバイト青年がやってくるんですが、元スターの目には、この青年が犬 (マルチーズ) に見えるそうで…  犬変換については私、よくわかりません(笑)
ま、それはおいといて。

自分がむかし人気俳優だったと知っても、なんの興味もなさげな青年に腹を立てた元スターは、意地になって自分の魅力をアピールするのですが、ここがすっごく可愛いの!!
昔の外国のアイドル映画に、よくこういうシーンなかった? 主人公が、さほどストーリーに関係なく、衣装をとっかえひっかえ出てくるの。
そんな雰囲気を、なつかしく思い出しました。
青年も可愛くて胸キュンです。私的に、最後のオチは要らない。


■願ったり叶ったり
留年 (だよね?) 高1 × 風紀委員3年

ねぇ、なんで叩くの?
風紀委員の先輩、手が早いんです。
校門でいきなり 主人公 のことひっぱたいてます。でもそのあと、ネクタイを忘れた彼 に、自分のネクタイを結んであげたりする優しさも。
やっぱりネクタイ結んでもらうって、支配されてる感じするんでしょうかね、ぐぐぐぐいって。
主人公、先輩に一目ぼれです。

先輩、そのあとも乱暴三昧なんですが、突然頬を赤らめるシーンがありまして (もう殴らない、の前のページ) ここの感情がちょっと読み取れません。
1年のほうは、かわいい大型犬ということで、とってもわかりやすいんだけど。
最後のひとコマがよいです、ネクタイから始まる恋…!?


■クライマックス
美大学生同士。

寝込みに不意打ちキス。キスしたほうじゃなくて、されたほうが 「びっくりしただけだから ごめんね、ごめんね…」 って説明しながら逃げるシーンが好きです。
キスしたほうが、すごく一途で、ガラにもなく思い詰めるシーンのセリフが心に残りました。


■蜜三月密 (みつ みつき みつ)
先輩 × 後輩 (高校生)

卒業直前、後輩に告白され、よくわからないままつきあいはじめる上級生。
でも、 後輩くんが不意に見せる、恥じらいの表情にほだされて (多分) かわいくてたまらなくなっちゃうのですね。
いくつかのキスシーンがとてもよいです。堤の男気に惚れました。
この話がいちばん好きかな。

(★★★★+0.2)

『白猫』 どうですか? (こんなところで聞いたって…)

読んでくださってありがとう


買おうかどうしようか迷っていたら、お友だちから届いたステキ荷物の中に、この本が入っていました(笑) ありがとう。




【こんな話】
若くして、妻の実家が経営する事務機器販売会社の社長に就任した 和彰 (28歳)。
しかし、元華族という家柄だけを求められて婿養子に入った和彰は、自分がどう頑張っても周囲からは何も期待されていないことを思い知っていた。
ある日、義母から子どもができないことを責められ、また妻からも心ない言葉を浴びせられ、頭に血の上った和彰は、衝動的に自分の局部を切断してしまう。(ぎゃっ)
そんな和彰に、秘書の長瀬 (32歳) だけが優しく接してくれるのだった。

【ひとこと】
なんとも衝撃的な作品ですが、ストーリーはいたって素直で、古きよき "やおい" の香りが少しだけします。

序盤の和彰の苛立ちは、男女問わず、また職業にかかわらず、誰にでも経験のあることだと思います。
和彰がまた、真面目な男なのです。普通、婿養子の若社長っていうと、ちょっと頭のネジがゆるんでたりするじゃないですか。
でも、和彰は違う。本当に努力してるし、本気で会社のこと考えてる。

だから余計に、どんなに頑張っても報われない、自分はただのお飾り社長でしかない… と悩んでしまうのです。
和彰って、自分のこと 「僕」 って言うんですけど、これが私 とっても好きでした。

一方、そんな和彰のことを、ちゃんと理解してくれていた、ただひとりの男、それが秘書の長瀬です。
最初こそ、こんな若造に社長なんか… と、面白くない思いをしていたものの、和彰の頑張りや人柄にだんだん惹かれていくわけです。
一歩下がってついていくうちに、長瀬の中に芽生えてしまったんでしょうね、恋心が。

和彰のほうも、仕事のできる長瀬を少し疎ましく思いながらも、その裏で特別な感情を抱くようになっていたので、つまり この時点でふたりは両想いなわけです。
でも、それは読者にしかわからないのですが。

さて。
局部を切断、つまりあそこを切ってしまった和彰ですが、案外普通に生活できることに驚きました。
なんせ大事なところですから、上手に歩けなくなったり、あれこれ不自由が出てくるに違いないと思っていたので。
性欲も、これまでと変わらないんですね。これは厄介。

あすたさんが、欲望を処理できずに苦しんでいる和彰を 憐れんでいいのか笑っていいのか… と書いてらしたんですが、私はここの長瀬のセリフがツボに入ってしまって、笑いがおさえられませんでした。

長瀬 「すみません、もっと早く気づいてあげればよかった。同じ男として…」

ごめんね! ちっとも面白くないのはわかってるんですけど、私はこの真剣さがおかしくてたまらないのです。


さっきも書いたように、ふたりはとっくの昔に、相思相愛なのです。
だから、和彰は引き続き、長瀬の手を借りて、気持ちよくしてもらえばいいと思うのです。
が、しかし、和彰には仕事のできる長瀬に対して少し卑屈になっているところがあり、簡単には素直になれません。

するとここで、長瀬がいい具合に (?) 変貌します。
この変わりかたが不自然と思うのは、私だけでしょうか。
大げさというか、芝居がかったというか、長瀬本人と口から出るセリフがしっくりきません。
うまく説明できないのですが、同じ鬼畜系なら、もっとサディスティックな感じでもよかったのでは?

和彰も和彰で、普段はおだやかな青年なのですが、コトに及ぶと、やはり芝居くさく…
そんなふたりのエッチシーンを読んでいると、すみません、やっぱり笑ってしまう私なのでした。

和彰や長瀬に、いろいろと感情移入するところもあるんです。
特に、和彰。私、大好きです、この人。私が結婚してあげたいくらい。
でも、本の中で二転三転するそれぞれの和彰が、ぜんぶ違う人物のような気がして。
話は盛り上がってるのに、少し残念でした。
(★★★☆☆)

終盤、思いっきり爆笑してしまった場面がありました。
長瀬の 「畜生、あなたが見えない! 電気をつけていいですか?」 というセリフ。
じゅうぶんヘンな和彰だけど、"畜生" はやめてほしかったな…

読んでくださってありがとう


タイトルが素晴らしいです。


微熱の引力
可南 さらさ 著
幻冬舎コミックス (2006.4)


【こんな話】
大学の研究室を訪れた有村は、同学年の堀井譲 (以下 譲) が教授の手にそっと頬を寄せている姿を目撃する。
見たことを黙っていてくれるなら何でもする という譲に、有村はからかい半分で 「奴隷にでもなるつもりか」 と言ったのだが、どうも譲は本気で有村の言いなりになろうと思っているようで…

【ひとこと】
まぁ、いやな男もいたものです。
傲慢で、自惚れてて、冷たくて、他人のこと見下して…
でも、有村がそんな最低な奴だったからこそ、愛が生まれたんでしょう。
本を読むときは、いつも受け視点の私は、いくら攻めキャラが嫌いでも、話が終わる頃には大抵ほだされてしまう傾向にあります。
でも、この有村には、最後まで心を許せませんでした。
(大好きな看病シーンもあったけどね、そのくらいじゃダメだったよ・笑)

教授の部屋にいるところを有村に目撃されたとき、譲はもう お先真っ暗な気分だったはずです。
他でもない、有村に見られてしまったのだから、最悪です。
「誰にも言わねぇよ」
と有村が言っているのにもかかわらず、追いかけて、
「どうしたら黙っててもらえる?」
って、腕にすがって。

このときの、譲の卑屈な態度が、有村の嗜虐心に火をつけてしまったんですね。
だからといって、普通の人間だったら 「奴隷」 なんて言葉は出てこないと思うんですが。
ま、そこはBLってことで。

有村の嫌いなところを挙げろと言われたら、何百字書いても足りないほどです。
特に頭に来たのは、友だちの美沙が 「譲の好きな人はかなり年上らしい」 と話すシーン。
有村はそれを聞いて怒るんです。なぜかって、とっくに教授のことは諦めて、自分のことを好きになってくれてると思っていたからです。

譲のこと、さんざんこき使って、罵って、乱暴三昧しておいて、何をどう勘違いしたら、譲に好かれてる なんて おめでたい結論に行き着くんでしょうか。
どこまでも自分中心な有村に、ほとほと呆れ果てました。

逆上した有村は、譲を乱暴に犯してしまうのですが、終わったあとの譲のセリフに頭を殴られたような気分に。
「なにか、嫌なことでもあった?」
わーん、なんて優しい子なんでしょう。
それに対する有村の返事が
「…嫌なこと、あった…」
って。幼児化?
ちょっと可愛いじゃんか。

さて。
この話を読んでいると、譲が "薄幸の美青年" のような気がしてきますが、実は違います。 
家庭に問題があるわけでもなく、何か辛い過去があったのでもなく、端的に言えば気が弱いだけなのです。
だからかな、譲にも感情移入しにくかったのかもしれません。

確かに、有村の言動はちょっと行き過ぎです。
でも、譲だって単に奴隷として有村に尽くしていたわけではないと思うんです。
時には、ほだされることだってあったと思うし、有村のこと嫌いなだけではなかったはずでしょ。
姿をくらますにしても、有村にだけはちゃんと話をするべきだったのです。

譲のことを好きだと自覚してからの有村は少し不憫です、少しね (笑)
優しくしてあげたいのにできないんです。そりゃそうですよね、今までがあんなだったのに、急に優しくするなんて彼のプライドが許さないんでしょう (←イヤミ)
ああ、このまま 傲慢攻め×気弱受け で落ち着いちゃうのかなと残念に思ったのですが…
なんと、変わりましたね! あの有村が!
もう、譲のことが好きで好きで好き過ぎて、自分が変わったことにも気がつかない、そんな雰囲気です。
ちょっと、ザマミロな気分?

本編は、ハッピーエンドのようなそうでないような、ちょっと心にひっかかる終わりかた。
でも、有村にはこんなエンディングだって、おつりがくるくらいでしょう。
ある意味、リアルな結末だと思いました。

                          ■□■
                          
書き下ろし 「キスの温度」 は、譲視点。
こちらでは、譲に 「はぁ?!?」 という気持ちにならざるを得ませんでした。
決死の覚悟で有村が告白したっていうのに、思いは通じてなかったんでしょうか。

でも、有村が変わったように、譲も変わりました。愛の力は大きいのですね。
譲の一生懸命な様子に、こちらも手に汗握りました。頑張ったね!
(★★★★☆)

登場人物にまったく思い入れができなかったのに この充足感。
私の周りでは、ちょっと話題の本です。

読んでくださってありがとう


生徒会室の妖しげな雰囲気にすっかりヤラれた 1巻。
今回は、能勢は下克上できるのか!? それだけが気がかりでした。しかし…
これで完結。
「1」 の感想はこちら


てっぺんのひまわり 2
富士山 ひょうた
フロンティアワークス (2006.4)


今泉 (左) が能勢と親しくしているのを見て、徐々に自分の気持ちに気付きはじめた大野 (右)。
当然 大野は悩むだろうし、能勢も絡んできたりするんだろうなぁと思っていたら、あっけらかんと告白しちゃったのでびっくり。

照れもせずに、
「今泉の顔、急に見たくなって」
ってところと、その見開き、よかったですねぇ。

だけど、そうそう簡単に流されないのが今泉です (相当、動揺してるけど)
やっぱりね、錦成には高校から編入したこともあって、まだまだ男の子と恋愛するのは抵抗あるのです。

今泉を困らせたくなくて、明るく振る舞う大野。
でも、そんな大野の態度が、今泉にとってはどうも納得いかないようで。
だとしても!
「ついてくんなよ 大野!!」
って、ちょっと傷ついた、私。
いや、私じゃなくて、大野も傷ついてた。

ホモの仲間入りするのがイヤなのもわかるし、これからもベストフレンドでいたい と思うのもごもっとも。
でも、この辺りの今泉はちょっと自己中かな、冷たい。

私が感動したのは、屋上のシーンでの大野。
今泉 「これからも 大野と一緒に やっていきたいし」
大野 「さすがにそれは ムシ良すぎ」

へぇ、言っちゃうんだ、こんなこと! 驚くと同時に、感動しました。
彼にとって、今泉にフラれるということは、今後つるむのもナシ、ってことだったんですね。
けじめです、カッコいい。

だけど、今泉が困るのもわかる?
だって、大野のことがキライなんじゃないんだもんね。

結局は、あんな感じで… (どんな!? 笑)
ぶっちゃけ、今泉は大野のペースに巻き込まれちゃったのかな。
でも、友だちとしての 「好き」 と、恋人としての 「好き」 と、別にたいして違わないんじゃない?
とりあえず、今泉にはそうアドバイスしてあげたい。
(★★★★☆)


描き下ろしは、会長の梢と補佐の住吉の話。
このふたり、生徒会を離れても、主従関係だったんですね。
最後のお布団のシーンがよかったです (もちろん、それだけではありませんが)
そして、意外に頑張ってる今泉も (笑)

能勢がただの脇役に終わっていたのは残念でした。もったいない。

読んでくださってありがとう

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