ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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1と2まとめて。作家さんが描きたいことの7割くらいしか理解できていないような気がします。


Voice or noise 2

円陣 闇丸
徳間書店 (2003.6)/(2005.1)
ISBN : 4199602208/4199602690
価格 : \560




【こんな話】
振一郎の愛犬 フラッピーの様子がおかしい。そこで、獣医の池上が紹介してくれた「動物と話ができる」という成澤を訪ねるが、追い返されてしまう。一度は諦めた振一郎だったが、偶然に成澤と再会すると、成澤のところには、"言葉を話す猫" アフトがいた。
動物と話ができる成澤(大学助教授)と、同じ素質をもつ振一郎(連載開始時 中3)のお話。

【ひとこと】
難しいマンガです。

成澤がこのマンガの中で話をする動物は、猫のアフトと犬のフラッピー、あとはカラスくらい。きっと本当は、どんな動物とも話ができるんだろうけど、いまはそれをシャットアウトしている状態です。彼の言葉を借りると 「自分の中で線引きしている」。
どの程度、動物たちの言うことに耳を傾けてやって、どこからただの鳴き声として聞き流すか。確かに難しそうです。

そして、振一郎にも成澤と同じ能力があることがわかります。彼もまた、行き詰まります。近所の犬や猫、伝染に止まっているカラスも無視できなくなり、気になって気になって。挙げ句、カラスにストーカーされる始末。
このカラスのストーキングは、成澤の仕業なんですけどね。成澤が、振一郎から目を離すなって、カラスにストーカーを頼むんですよ。
うーん。ここを読んだとき、このマンガの位置づけ ?ファンタジーなのか違うのか? 大いに迷ういました。これは未だにわかりません。

私、最初はアフトがあんまり好きじゃありませんでした。関西弁だったからかなぁ、オヤジっぽかったからかな。でも、成澤と振一郎が気まずくなったときに、ズバズバと成澤を叱咤激励するシーンを読んだら、かわいくてかわいくてたまらなくなりました。なのに! 交通事故に遭って、言葉を忘れちゃうなんて。

それだけでもショックなうえ、この辺りから話がだんだん難しくなります。成澤の振一郎に対する気持ち(接し方)もわかりにくいし、アフトの複雑な想いも難しいし…。

もちろん、ぜんぜん理解できないわけではないです。お互いを意識しはじめてぎくしゃくしている二人、そういう視点からならわかります。でも、この先、どうなるのか。振一郎は、能力を伸ばしていってもいいのか、とか、成澤はこの先どんなふうに動物と付き合っていくのか、とか考えてるとキリがありません。

私は、雑誌を読んでいないので、今はどうなってるのか知りませんが、2巻の終わりでちょっとだけラブな歩み寄りが。だけど、ここでまた理解力に欠ける私は、疑問!
3回キスしてるでしょ?(キスってほどじゃないけど)
1回目は振一郎からで、あとの2回は成澤からキスしてるんですよね? 違う?
3回目のキス直前の成澤の表情はいいですね。彼の気持ちが痛いほどわかります。
結局なんだかんだ言って、私の大好きな先生と生徒(教え子ではないけど)の話で嬉しいです。

脇キャラでは、やっぱりタカハシのにいちゃんですか。先日の「キャラコレ EXTRA」にも笑わせてもらいました。登場したときは、黒い眼鏡キャラ?と思ったけど、とりあえず今はギャグ担当でいいのかな?
(★★★+0.5)

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