ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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3作目。


この接吻(ぬくもり)さえもあなたのために
高崎 ともや
リーフ出版 (2004.12)
ISBN : 4434050486
価格 : \893




【こんな話】(カバー裏より)
凄絶な美貌を持つ"花街"の用心棒・伊織と恋に堕ち、淫らな身体に仕上げれらた新太郎。伊織の家での暮らしを再開した二人は、それぞれの事情で離れていた時間を埋めるように、互いのぬくもりを分かち合う日々を過ごしていた。
そんなある日、新太郎は街中で男に絡まれるが、どうやらそれは人違いで…。ヤクザ者たちに追われる、自分そっくりな青年・大吾と知り合った新太郎は、なんとか彼を助けたいと思い、伊織やその友・辰之助とともに、ある作戦を実行するのだが?!?

【ひとこと】
伊織の愛情が、だんだんねっとりしてきたような気がします。新太郎は学生で、家の外にも自分の世界をちゃんともってるわけだけど、伊織は仕事柄(翻訳)家の中に籠もりがちでしょ。だから、この粘着性はこれからも増すばかりなのではないかしら。
そんな伊織の独占欲を辰之助から指摘されたとき、新太郎が「(伊織に)厳しくしたほうがいいのかな」と言ったのは意外でした。新太郎でもそんなこと思うのね、って。そんな意味で、この3冊目の伊織、私は少し気味が悪かったです。

大吾のために、みんなで一芝居打つところ。
ここが今回のメインなんですが、博打の話なんですよねぇ。うーん、もっと快活な解決策はなかったでしょうか。というのは、せっかく裏家業から足を洗った伊織に、中途半端に後ろ暗い経験をさせたくなかったから。伊織も同じこと言ってますよね。
でも、新太郎が賽(サイ)を振る伊織に惚れ直したって言うならそれでもいいです…

博打の場面に、結構ページ数を割いているので、エッチシーンは前作より減った…かな? そのぶん濃厚になっているような気もしますが、やっぱり1作目『この恋はあなたのために』のエッチシーンが最強だと思います。"萌え"が、そして"華"があります。

ところで、私はやっぱり辰之助が好きです。今回も、賭博でちょっと間抜けな真似をしてみせたりして、どこまでもイキな旦那さんです。辰之助メインの話が読んでみたくなりました。伊織たちのところに顔を出していないときの彼は、いったいどこをほっつき歩っているのやら…、女難に苛まれる辰之介なんて想像するだけで可愛いなぁ。

新キャラ銀次の登場で、次作も楽しみ。伊織と新太郎のイチャイチャ話だけでは、さすがにマンネリ化してしまうでしょうから。
(★★★☆☆)
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2作目。


この愛さえもあなたのために
高崎 ともや
リーフ出版 (2001.10)
ISBN : 4434010913
価格 : \893




【こんな話】(カバー裏抜粋)
伊織との2人暮らしは、新太郎にとって大切なものだった。しかし、忙しさのあまり顔を合わせない日が続いたことは、彼に熱を蓄積させた。そのうえ追い打ちをかけるように、居候として伊織の悪友・辰之助を迎え入れることになってしまい…。

【ひとこと】
やっぱりシリーズものは、順番に読まないとダメですね。この2冊目から読んだ私は、伊織よりも先に辰之助に出会ってしまったせいで、後々、どうしても辰之助への同情が捨てきれなくて困りました。

相変わらず、エッチシーンも多いです。新太郎がより積極的になったぶん、前作よりも濃く感じました。個人的には、初々しい新さんのほうが好みだったんですけど。

辰之助はいい奴です。新太郎の相談に乗ってあげるところなんて、なんとも"兄さん"(あにさん)て感じで素敵じゃないですか。留学先に着いてってやろうか、というのだって、3割くらいは本心だったはず。
新太郎のいない2年の間、辰之助が伊織を訪ねたりすることもあったのかしら。ちょこっとそんなシーンも見たかったかな。

2年ぶりの再会で、涙を流した伊織がなんだか儚げでした。見た感じでは、すぐ昔の伊織に戻ったみたいだけど、待つ身だった伊織のほうが、再会してホッとした気持ちが大きかったでしょうね。

伊織のお兄さんが、あまりにも普通の人でした(笑)
(★★★☆☆)

わけあって、続編、続々編を先に読んでしまったのですが、これがいちばん面白かったかな。


この恋はあなたのために
高崎 ともや
リーフ出版 (2000.1)
ISBN : 4795233993
価格 : \893




【こんな話】
平塚新太郎は、学生仲間と繰り出した花街で、橋本伊織と出会う。遊郭の雇われ用心棒の伊織と新太郎は、ふとしたことで意気投合。新太郎が伊織の家を訪れるほどの仲となった。
ある日、いつものように伊織宅を訪れた新太郎は、伊織と女性の濡れ場に遭遇してしまい…。

【ひとこと】
真面目で純情な新太郎が、伊織の手によって、だんだんと淫らに変えられていく様子が、懇々と綴られています。伊織の物腰が素敵です。読んでいて、こっちが溶けてしまいそうです。
とろんとした小説の中では、新太郎のまっすぐさが救いです。好きなものは好き、いいものはいい、いやなものはいや。愛情も嫉妬も、隠さずに表現する、新太郎のそんなところに伊織も惹かれたんでしょう。

伊織は、いってみればエッチのプロなわけですが、恋愛はそうではなくて、新太郎が初恋なんです。心から愛する人と寝たこともなかったんだなぁと、思わせるところはあったけれど、もっと伊織が、新太郎に胸の内を話してくれたらよかったです。愛情表現は十分なんですけど、もう少し何か。

話の流れとしては、新太郎が変わっていくさまに、もっとページ数が割かれてたらなぁ、と。それと、普段の少し醒めたふうな伊織と、新太郎といるときの色っぽい伊織の差を、もっと激しく見せてほしかった。そのほうが、今以上に萌えのあるお話になったと思います。
(★★★+0.5)

濡れ場が4割弱ですって。ライトな官能小説という感じでした。
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