ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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ここのコミックスは装丁がよいです。





■ナツコイ
■フユコイ

高校のクラスメイト同士。
夏休み、海の家でバイト中の井出 (表紙左) は、クラスメイトの篠原 (表紙メガネ) が女にひっぱたかれているところを目撃。
さらに その翌日、今度は浜辺で倒れている篠原を救出することになる。
事情を聞けば、篠原は女にふられたのではなく、彼女の夫と逢うはずだったらしく…

いやぁ、なんかやたら濃くて熱いです、このマンガ。十代の若者の熱気というか、体臭というか (?) こっちまでハァハァ息苦しくなってきます。エロい。
高校生の話なんて、「麗人」 らしくないなぁ なんて思ってたらとんでもない… おつりが来ますよ。

「ナツコイ」 は、タイトルどおり 夏休みの話。そして、学校が始まってからのふたりが 「フユコイ」 に描かれています。
「フユコイ」 のほうは、さらに ふたりのムラムラ感が誌面からただよってきそうです。さすが、鹿乃さんの描く "走り出したら止まらない" 若者たちは、天下一品です。

あ、高校生らしいところもあるにはあるんですけどね。
これ、大学生のほうがよかったかなぁ… それとも、このちぐはぐ感が萌えなの?
(ご参考 : 篠原×井出)


■ルーム・メイト
■雨宮くん

高校 (寮同室) の後輩 遊佐×先輩 伊利。
気がつけば、遊佐は先輩の上にまたがって、コトの真っ最中! なぜっ!?
しかも先輩は、自分のことを 「雨宮」 と呼んでいて…
そんな恐ろしげな話。

実は、「雨宮」 というのは、事故で亡くなった伊利の親友。
伊利は、雨宮のことが好きだったのです。でも、雨宮のほうは、伊利のことを普通に男友達として見ていたのかな。 (これについては後述↓)
伊利には、雨宮の死後も、彼の霊がずっと見えていたから、遊佐のことを好きになっても、雨宮に気をつかってどうすることもできなかったんでしょうね。それを見かねた雨宮の霊が、遊佐に乗り移ってふたりをくっつけようと…
うう、いい話です。

表紙のふたりとは違って (笑) 伊利も遊佐も、純情クンで微笑ましいです。やることはやってるけど、とってもピュアな感じ。

……なんですが、描き下ろしの 「雨宮くん」 を読むと、どうも彼はそんなタマじゃないような気がします。
伊利と遊佐がうまくいったのを見届けて、成仏するかと思いきや、今度はほかの男子のところへ
"真の昇天を夢見続けてる" そうです。この表現、最高です。


■ムジナ
もうじき義兄弟カプ。
姉の婚約者 臣次が気になり、彼の部屋を覗くヒロミチ。そのヒロミチをストーキングしている 臣次の双子の兄 一臣。
結婚式を前に、てっきり3Pにでもなるのかと思ったけど違いました。 (これの前の話が 3Pだったし・笑)
一臣がかなりの変態なので、ヒロミチの行く末が心配です。

ヒロミチの部屋を覗くという行動が乙女っぽいので、もうちょっとかわいい感じの青年だともっとよかったかな。
ヒロミチと一臣が会話していると、たまにどっちのセリフかわからないところがあったので、余計にそう思ったのかもしれませんが。

                    ■□■

あと、『こんな男に誰がした』 の続編になる 「パラサイト・ハニー」 と、『ブルと歩けば』 の続編 「ブル再び 2001」 が収録されています。
私、どちらも未読なので、事情がよくわからないのですが、「パラサイト…」 に登場する成沢先生というのは新キャラですか?
とてもイイです、彼。

(★★★☆☆)

海に行くときは、この本を持っていこうと思います (?)

読んでくださってありがとう


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抑えめな鹿乃さんもよいじゃん、と思う。
そして、イス。椅子ですよ…

Affair

鹿乃しうこ
徳間書店 (2005.6)
ISBN : 4199602917
価格 : \560




4作品+番外編。
ささやかにネタバレ。

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 Affair アフェア
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高校の野球部。
ワルで一匹狼なエース・晴臣に、唯一本音で接することができたのが後輩のヨシでした。ある事件がきっかけで別れたきりになっていたふたりが、数年後再会するのですが、晴臣は情けないヒモになっていました。素直で可愛かったヨシも、ちょびっとスレてカッコよく…。

回想で、保健室でキスするシーンが出てきます。晴臣は、職員室などによくあるキャスター付きのイスに、ヨシは背もたれなしの丸イス(キャスター付き)に座ってるんですけど、ここの構図というか、ふたりの位置関係がもうたまんないんですってば。
まぁ、騙されたと思って、あなたも見て!

ヨシが先輩のキズを手当してるときは、少なからずふたりの間に距離があったのが、キスするときは当然くっつくのです。ほら、ゴロ(キャスター)付きだから、容易に前後移動できるでしょ。
で、思ったんですけど、これは晴臣がヨシをゴロゴロと手前に引き寄せてキスしたのか、それとも晴臣が自ら前へゴロっと移動したのか…
もう、こんなことをずっと考えてました。個人的には、晴臣が前へ移動するほうが萌えます。
ああ、ここだけで、560円ぶん楽しんだ感じ。

憧れの先輩に再会できて、嬉しいんだけども、すっかりだらしなくなっちゃった晴臣を見ると、腹立たしくもあり…。ヨシの気持ちが、よくわかります。
そんな悶々とした気持ちがついに爆発、下克上へ… と思ったんだけど、昔からチカラ関係は、ヨシのほうが上だったのかもなぁ、なんて思ったりもします。


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 愛しのMADDOG
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組長の実の息子と、お妾さんの息子とのねじれた愛。
片方は、相手を痛めつけることで愛を確認するタイプで、もう片方は、自分を痛めつけることが相手への愛だと感じるタイプ、なのかな… ちょっと自信ないけど、私はそう思いました。
最後の1ページが、とても重たいです。あのクライマックスの後、どんな経緯を経て、ラストへたどり着いたのかが、とても気になります。

2001年の作品だそうですが、絵があまり変わってないのに驚きました。


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 ツイてる男
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普通のサラリーマンと、やたら勝負運の強い後輩の、かわいいお話。
後輩くんがおかしいんです。接待麻雀に連れてったら、大三元なんかで勝っちゃうもんだから、会社をクビ。で、先輩のところに居候させてもらうことになったんだけど、今度は福引ででっかい冷蔵庫を当てたり、クロスワード懸賞でカニを当てたり。
すごくカッコいいのに、ちまちまと懸賞ハガキ出したりしてるんですよねぇ。

鹿乃さん、麻雀マンガ描けばいいのになぁ。ゼッタイ、いいの描けると思います。


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 ラブ・マシーン
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同級生 兼 (車の)教官と教習生の仲。
これだけ、雑誌で読んだことがありました。Chara Selection に載っていたとき、鹿乃さんらしくないと思ったのを覚えています。受けの男の子が可愛くて、ちょっと新鮮な感じ。
小粒(短編)でピリリとしていいです。

「好きだよ」 「嘘だ」 ってとこ、いいなぁ。


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 あへあ 2005
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Affair の番外編。エロ補填のために、描いてくださったみたいで。
こちらは、いつもの鹿乃さん。

(★★★★+0.5)


表紙が素敵です。
野球場のベンチに座ってるんだけど、高校時代ではなくて、再会後の二人なのですよね。
先輩の指が一本だけ、シャツの袖口から入ってるんです…

『可愛気。』 の昴成さんが出てる。


生意気。

鹿乃しうこ
マガジン・マガジン (2002.1)
ISBN : 4896440110
価格 : \650




【あらすじ&ひとこと】
匡史(まさし・高校生 17?18歳)×一八(かずや・鳶職人 23歳)
匡史は眼鏡キャラです。

★生意気。
匡史の家の工事を手がけたのがきっかけで、一八は匡史の妹 奈津子のことを好きになってしまう。しかし、匡史の話では、奈津子は理想が高く、中卒の一八では相手にしてもらうのも無理!? そこで、匡史が家庭教師を引き受け、一八は定時制高校を受験することを決意するが…。

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それぞれ、匡史には「家庭教師」、一八には「奈津子のために受験」という大義名分があるものの、蓋を開けてみれば単なる「(妹に)嫉妬」と「意地」みたいな…。一応、勉強もしてるものの、匡史が欲望ギラギラでそれどころじゃない! それこそ何かに取り憑かれてるような感じで、顔つきから違っちゃってるんです(笑) でも、やっぱり17歳なんだよねぇ、可愛いったら。
最後、草っぱらでヤってしまうのはどうでしょう、人が来ますよ。


★生意気。2
近頃、成績が落ち気味の匡史。それを放っておけないクラスメイトの斉藤(かなりヘン・笑)は、原因が一八にあると踏み、「匡史につきまとうな」と一八の家に怒鳴り込むが…。

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本筋は、年長者として17歳の若者の前途を狂わせてはいけないと悩む一八と、その気遣いを知らずに突っ走ってしまう匡史との心のすれ違い…とでもいいましょうか。エッチは濃いめで、ギャグとシリアス半々。私は、ギャグパートで結構笑いました。何がおかしいって、斉藤くん。優等生にこういう勘違いタイプ、結構いるんじゃないかしら。


★生意気。3
欲望の固まり(笑)の匡史にタジタジの一八。ほんのはずみで、「受験まではもう"しない"」と宣言してしまう。それを聞いた匡史は、「受験なんてやめろ」と詰め寄るが…。

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匡史が一八と会いたいのは、別にヤリたいからだけじゃなくて、ほんとにふたりで一緒にいたいから。一八もそんなのは重々承知だし、自分だって同じ気持ち…なんだけど、やっぱり一度受験する!と決めたからにはなんとしてでもやり通さなくては、ね。
ここで、当て馬(?)キャラとして、『可愛気。』の主人公 昴成さん登場。かわいいエロおやじ風。ケンジと出会ったとき、昴成って「男は初めて」って言ってたけど、こういう未遂みたいなことは結構やってたんじゃん。

★生意気。4

ヤキモチ合戦。そして…。
↑あらすじ、これだけ?(笑)
この話がいちばん好きです。口ベタな一八が、精一杯の告白をします。いいお話です?。最後の、ほっぺたつねるところが好き。
(好き度 ★★★★★)

少々ワルだけど可愛い男なら、鹿乃さん。
これは、バツイチの鳶職人 茂木昴成(こうせい・27歳)をめぐる人々のお話です。昴成は、『生意気。』に出てきた脇キャラ(とはいえ、インパクト強し)ですが、あちらを読んでなくてもぜんぜん平気。


可愛気。

鹿乃しうこ
マガジン・マガジン (2004.11)
ISBN : 4896440676
価格 : \650




【あらすじ&ひとこと】
★可愛気。
昴成×ケンジ(コンビニ店員くん)
昴成はケンジの憧れ。単なる店員とお客さんの間柄だったのが、ケンジの姪が昴成の息子と同じ保育園に通うことになり、お近づきに。昴成には、そんな気は毛頭なかったんだろうけど、ケンジのいきなりの告白(←面白すぎ)に…。

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ページ数のわりに、充実したストーリーです。タイトルどおり、ふたりともかわいいんです。見かけによらずマジメな昴成がカッコいい、そして色っぽい。ケンジの話を聞いてあげている昴成の真剣な顔が、素敵です。


★可愛気。2
ヤス×旬次(ふたりとも、昴成の職場の人です。年下攻)
ヤスは普通にカッコいい男。一方、旬次は、硬派で無口で感じ悪くて、で、ちょっと昴成にホレてて。それに気づいたヤスが、ちょっかい出したのがきっかけで、二人はヤってしまうが、抱かれてるときの旬次が昼間の無愛想な旬次とうって変わってすっごく可愛いもんだから、ヤスはメロメロになってしまい…。

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どの時点で愛が芽生えたのかな…なんて野暮なことはいいのか。エロいお二人(笑) 仕事では威張ってる旬次が、顔赤らめちゃったりするところがたまりません。裏表紙の旬次には、思わずクラクラっときます。


★可愛気。3
ヤス×旬次の続き。
旬次が好きなのは、やっぱり昴成なんじゃないか…と、悶々とするヤス。そんなある日、旬次の過去を知る男が訪ねてきて…。

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昴成と旬次は小学校の頃からのつきあいなんですって。そりゃあ、ヤスがかなわない、と思うのもしかたない。こうなったら、カラダで繋ぎとめるしかない!頑張れ!>ヤス
本当のところは、私もよくわからないけど、ヤスが思ってるよりは、旬次はヤスのことが好きだと思います。(わかりにくい文章でごめん)


★可愛気。4
戻って、昴成とケンジの後日。
ヤスがヤスなら、ケンジも昴成の過去があれこれ気になる気になる気になる…。昴成のイチバンになりたい、と思うケンジだけど、もう既にイチバンになってるんじゃないのかなぁ。う?ん、わからん。
(★★★★☆)

あ、最後の話は、あらすじ書いてませんね、ごめんなさい。
鹿乃さんのマンガは、エッチもババーンって感じだけど、ストーリーやせりふ回し、ギャグとシリアスの使い分けが上手いので、「ヤってるだけ」の露骨なストーリーになりにくいのではないかしら。
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