ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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今日も、なつかし本を。先日の「ピース」と同じ、館野とお子さんの本です。


高山君の修業時代
館野 とお子著
二見書房 (1999.4)
ISBN : 4576990578
価格 : \600


高山くんは、男子校に通う高校1年生。サッカー部レギュラーの座を狙う、心身ともに健全な男の子。
そんな高山くんに、ちょっかいを出してくるのが、3年の紫堂先輩。本気なのか、からかってるのか、わかるようでわからない(でも多分本気)熱烈なラブコール&スキンシップに、高山くんは大混乱。

                         ※※※※※
                         
ギャグ。8ページから十数ページの短編が、19話(!)収録されています。爽やかで普通にカッコいい高山くんが、ちょっと大人の魅力(実際1年ダブって19歳)ただよう紫堂先輩のアプローチに四苦八苦しながら、恋に目覚めていくような、目覚めないような、修行というよりは苦行の日々が描かれています。

面白いです、これ。でも、面白いだけじゃない。
ギャグなんだけど、高山くんの立場になって、紫堂先輩にドキドキしたり、ちょっとしんみりしたり…。だって、紫堂先輩が、カッコいいったら! 紫堂先輩の描かれているコマだけ、な?んかキラキラ光ってて、目が釘付けというか。
面白半分に高山くんをからかってる先輩もいいんだけど、たまに見せる、シリアスな表情とマジなセリフにクラクラっときます。もちろん、あなたもきっと(笑)
そして、私たちだけじゃなくて、修行中の高山くんも先輩の魅力にだんだんとほだされていくのです、ふふふ。

脇キャラも充実です。高山くんに思いを寄せる(告白済み)クラスメイトの委員長とか、おっかない紫堂妹とか、高山くんの従兄とか…。この従兄の春ちゃんがキーパーソンです。ここだけ、少?しシリアスで、ドキドキな展開です。

                          ※※※※※

残念ながら絶版ですが、古本屋さんを利用されている方は、ぜひ頭の片隅にメモっておいてくださいな。
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今、読んでいる本がなかなか読み終わりません。
このままだと、今日も明日も更新できなさそうなので、今日は懐かしのBLマンガでも。
BL×B.L.のトラックバック企画「心温まるBL本」に参加しました。


これは2巻
館野 とお子
ムービック (2002.2)
ISBN : 4896015606
価格 : \590



大学生の湊と、隣りに住んでる先輩・溝口のゆ?っくり育まれていく愛のお話。
そもそもは、酔った勢いで、溝口(もともとゲイ)が湊を口説いて、寝てしまったのがきっかけ。
そういうシュミのなかった湊は、大ショック。そして、引っ越しを決意。
だけど、よくよく考えてみれば、溝口のことが嫌いなわけではなくて、でも、エッチの相手なんかするのはイヤで…。
その心の葛藤が、しょっぱなから泣けるのです。

溝口も、押しが強くて粗っぽいように見えて、実は、湊のことをとってもよく考えてくれる人間です。
"(同性愛を)無理強いするつもりはないけど、もう湊のことを好きになっちゃったんだからしょうがないじゃん…"と、ひとりであれこれ思い悩んだりしています。こういうシーンが非常に巧い作家さんです。

お互いに、相手のことをじゅうぶん考えてあげることができるのに、どうも言葉が足らなくて、なかなか先に進めないもどかしさが、彼らの独白を通して、どうしようもなく伝わってきます。
だからといって、焦れったいわけでもなく、腹が立つわけでもなく、湊と溝口が時間をかけて関係を築いていくのを、穏やかに見守っている気分です。
(★★★★+0.5)

当て馬で、桜くんという子が出てきます。
最初に読んだとき、この子が好きで好きで好きで好きで…(笑)
そのうち、BL系の100質に答えてみたいと思っていますが、「好きな当て馬キャラ」は何年たっても 桜 だなぁ。

先生と生徒のお話も入ってます。こちらもよいです。


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