ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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少し前に、カッコいい男の子3人の表紙に惹かれて買った「恋友」。
ヤキモチなんかやいたりして、きっと可愛いお話なんだろうなぁ?なんて思っていたら、激しい3Pで苦笑。
なもんで今回も、いちばん左の人が鬼畜ぽいから、また3Pか? と迷っていたところ、"パラダイス ロスト"の瑛巳さんにいろいろ教えていただいて、大丈夫そうなことがわかったので購入しました。別に、3Pが嫌いとか、鬼畜が嫌いとかじゃないですよ。むしろ好き?(笑)
ただ、兄弟ものに限っては、ほのぼの系がいいの。





こんな話】
生き別れの父が死んだと聞かされ、かつての我が家に8年ぶりに帰ることになった総一郎。しかし、帰ってみれば、ふたりの兄・雅東と要がいて。
父の遺言で、この家は、1カ月の猶予の後、最後に残った者に相続させるというのだ。とまどう総一郎だったが、ある日、雅東と要の情事を目撃してしまい…

【ひとこと】
"父"は、映画の美術監督。雅東も同じ仕事に就いてます。そして、総一郎は役者のタマゴ。
お料理上手な要だけは、バーで厨房の仕事をしています。

この3人、血は繋がっていません。連れ子だったり、女優の隠し子だったり…、父親は、さぞかし遊び人だったんだろうと思ったら、ぜんぜんそんな感じではありませんでした。少ししか出てこなかったけど、優しそうでカッコよくて、爽やかな風のような人。
この涼やかな父と、獣っぽい雅東とのあいだに、何かありそうです、たぶん…、きっと…。そして、それゆえに、雅東は要に関係を強要(?)し、要もそれを受け入れている。そのくらいしか想像できないんですけど、謎は深まる一方です。

さて、困ったときのキャラ語り。

表紙で惚れたのが、長兄の雅東。まさと、って読みます。再婚相手の連れ子なので、"父"とも血は繋がってません。←このあたりがね、奥さん! きっとキーポイントです。
ワイルド系で、こういうの傲岸不遜っていうのかな。要のためなのか、自分が抱えてる「何か」のためなのかはわからないけれど、どこまでも冷たく残酷になれる人のようです。でも、内心はかなり、切羽詰まっているみたい。ギリギリで生きてる感じがします。
総一郎のこともなかなか受け入れられないんですよね。でもね、イヤな顔をしながらも、兄弟3人での生活もまんざらでもないのかな、と思ってたんです。だけど違いましたね…
総一郎のこと「早く追い出すべきだったな」って要に言ったところは、がっかりしました。

次兄の要。総一郎は「要さん」って、さん付けで呼んでます。
もし、ドラマCDを作るとしたら、この人の役はきっと緑川さんがやると思います。…って、そんな話じゃなくてですね。
すごく気になる人。果たしてこの人には、生きていくうえで、何か楽しいことがあるのかしら。辛そうです。トラウマもあるようで、総一郎が口にしたある一言が引き金になって、違う世界にトリップしちゃうところは、痛々しいです。でも、雅東と違って、要さんは総一郎と上手くやっていこうという気持ちがあるから、その点では安心して見ていられると思ったのに…。
女優さんの隠し子なんだけど、"父"とのあいだの子なのかは、この巻では明かされていません。

そして、総一郎。いってみれば、普通の青年です。でも、この家の中ではいちばん大人かもしれません。
だから、普通でなくなってしまったふたりの兄を、正常な状態に戻せるのは、この子しかいないと思います。特に、雅東がどんなふうに変えられていくのかが楽しみ。きっと、雅東も要さんも、総一郎のことが好きになるんじゃないかな。早くそうなってほしいよ?。

雅東が総一郎に、総一郎が要に、父親の面影を重ねたように、お互いに "父"との繋がりを探りあっているような感じがせつないです。だから、それを取っかかりにして、3人に絆が生まれればいいのにな。
(★★★★☆)

弁護士の葛木さんがいい。 注)眼鏡キャラ


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