ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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この本、「あぶない」と「デザインルーム」のあいだに、ハートマークが入って「あ・ぶ・な・いvデザインルーム」です。そういや、「伯爵様」シリーズにもハートついてますね。BLには、少なからずこういうタイトルがあるわけですが、これは作家さんの意向? それとも、編集さんが「ハートを入れましょう」とかって言ってくるんでしょうか?
書類上のやりとりは、きっと「〓」マークになっちゃうだろうし、本を扱っているサイトでは、ハートマークを省略するどころか、中点(・)もナシで「あぶないデザインルーム」ってなってるし。なんだか、あんまりいいことはなさそう…。
でも、話が面白いからいいや。





【こんな話】
人気ブランド「クレイン」のチーフデザイナー・修爾のマネージャーに就任した亨。実は、修爾は腹違いの兄で、ふたりの父はブランド企業のトップで、「クレイン」もその傘下だった。
修爾には何も知らされていなかったが、亨は兄と仕事ができるのが楽しみでしかたなかった。しかし、「カッコよくて優しくて賢い」と夢見ていた兄は、仕事嫌いで節操なしでだらしない男。おまけに、顔合わせの日に、あれこれいたずらされて…。

【ひとこと】
最近読んだ、あの本に設定がそっくりでした。ただ、あちらが少々後ろ向きだったのに比べ、この話はひたすら明るいです。実の兄弟ゆえの背徳感みたいなものも一応表現されてるんですが、真剣っぽさが伝わってこないというか…(笑)
それって、この本に出てくる人たちが、みんなポジティブ指向だからなんですよね。こじれたり、ぐるぐるしたりすることはなくて、いたって爽快。

高月先生いわく、亨はクールビューティなんだそうです。でも、クールなのは見かけだけで、結構ヘンな人種の匂いがします。かなり笑えます。
27歳にもなって、兄との再会に異様に興奮してるところとか、修爾にメガネをとられて「メガネ、メガネ」ってつぶやきながら探したりとか。←こんな昔のマンガみたいなこと…
それに、どんな目にあっても、怒ったり悲しんだりするのはほんのひとときで、すぐギャグに走っちゃうんです。ひとりで突っ込んでボケてみたりね。実の兄と関係をもつことに、すっごい悩んでるくせに、かたときもギャグ処理を忘れないような人間が、クールビューティなわけありません。

修爾は素敵です、大人の男の可愛さがある人。仕事でも人間関係でも、何事に対しても、こんな感じにゆるいのがいいです。でも、亨が本当の弟だと知ったとき、「ひとりにしてくれ」って少しシリアスになるんです。意外でした、ああ、こんな人でも(ひどい)ちょっとはショック受けるんだなって。でも、亨と同様、やっぱり笑いを誘います。ぜんぜん違うようで、似た者兄弟なのかもね。

だ・け・ど!(タイトルのマネ)
そのまま終われば、ほのぼのだったのに、終盤とってつけたように修爾がマニア化しちゃうのはいただけません。コス好きも、女装好きも、修爾には似合わないです。普通の鬼畜でいてほしかった。そこが唯一、残念でした。
(★★★★☆)

修爾に隠し子(亨)のことがバレて、照れまくってる父親も、相当ヘンでしたね。息子達が、恋人同士だと知ったら、なんて言うかな(^^)


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