ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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「1」を読んだときは、あまり好きではなかったのです。扇さんご自身があとがきで書いていらっしゃったような理由で。
でも、2巻の表紙を見たら、飛鳥が私を呼んでた (笑) でもって、扉絵の飛鳥がまた可愛かった!





5つ違いの兄弟、血は繋がっていません。
ひとりエッチを弟に目撃されたのが原因で不能になってしまった兄・飛鳥。
しかし、弟・唯は、既に2年前、これまた兄が原因で不能になっていたのでした。で、兄のそんな様子を見たら、治っちゃったと…。
その後、ちょっとサバイバルな事件などもあり、ふたりは無事結ばれる、というのが、これまでのお話です。

とにかく描写が濃いので、ダメな人はダメでしょう。
私が 「1」 を読んだときは、そんな描写に加えて、ところかまわずヤっちゃうふたり というかセックスのほかは何も要らないって感じの (実際 何もなかったよ) ふたりが好きになれませんでした。
あとは、私自身が飛鳥を愛するあまり (笑) 唯を受け入れられなかったような気も。

だって、飛鳥はかわいいんですよ、裏表がなくてまっすぐで。悪くいえば、単純でおバカさんなんですけれど。
それに反して唯は、何考えてるんだかサッパリわからない。飛鳥のことが大好きなのはわかるものの、どのくらい好きなのか、ただヤリたいだけなのか、なーんか私にはわからなかったんです。
「私には」 ←強調しときます。みなさんはちゃんとわかっていたと思うから。

しかししかし、2巻を読んで私、唯のことが愛おしくてたまらなくなりました。
唯は、プロを嘱望されるほどのテニスプレイヤーなんです。飛鳥は、そんな唯を見て、唯の将来や幸せを真剣に考えて、身を引くことを考えます。
「転勤することになった」 だの 「冷めた」 だの 「本当の愛じゃなかった」 だの、もう嘘っぱち並べて、唯から離れようとするシーンが、濃いエッチ描写をなんとも感じさせないくらい悲しかったです。

で、私が驚いちゃったのはそのあと。
てっきり肉体的にも精神的にも強いと思っていた唯が、ガタガタに崩れちゃったのです。
テニスもやめて、まるで廃人みたいに。
ああ、こんなに飛鳥のこと好きだったんだねって、今まで理解してあげられなくてごめんなさいという気持ちでいっぱいになりました。
ふたりが再会する場面は、しばらく忘れられそうにありません。

ラストは唯もやや年相応に近づき、可愛くなってひと安心。
もともと兄への思いをふっきるために始めたテニスだから、彼にはもう必要ないのかもしれませんね。

で、これって一応は完結なの?
(★★★☆☆)


柊さんのファンて多いんだろうなぁ、私も好き。

読んでくださってありがとう




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