ボーイズラブの小説やマンガの感想です.★3つが「面白い」であとはプラスマイナスアルファかな.お気軽にどうぞ.

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なんというか、異様に盛りだくさんなマンガでした。
登場人物は多いし、それぞれにエピソードも満載で、じっくり読まないと置いていかれそうでした。


4832283618楽園まであともうちょっと 3


今 市子
芳文社 2005-08-29

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借金まみれの旅行会社 「楽園企画」 の川江 務 (助っ人→社長) と 「ローンズ・キクチ」 の従業員 (程なく退社→その後 「楽園企画」 入社) 浅田貴史 の、すったもんだでアウトドアな恋の話。

川江は山男。
借金っていっても、自分の作った借金じゃないんです。「楽園企画」 は、別れた奥さんのおとうさんの会社なのです。
なかば騙されるようなカタチで、借金の片棒を担がされちゃったというのに、この川江の働くことったら!
すんごいイイ奴なのです。外見は、ちょっとヒッピーぽい自由人って感じ。

一方、借金取り立て係の浅田は、山登りどころか散歩もしないような美人タイプ。
川江と出会った頃は、社長の菊池との不倫も、やや傾き気味に。
社長とか部長 (部活の) といった、上司・先輩フェチです。

このふたりのやりとりがですね、普段は怒鳴ったり叫んだりで、ムードも何もないんだけど、ふとした瞬間にすっごく色っぽくエロチックになるんです。たまりませんでした。
これは、美人の浅田よりも、むしろヒッピー川江効果なのかな。


最初に書いたように、とにかくいろんな人が出てきます。それも、ヘンな人がわんさか。
元妻の小百合がいちばん変人かな、あとは、ファミリー組織のヤクザとか、初老のショタコンオヤジ (もちろんホモ) とか…。

私的には、小百合の母親が、私の母とそっくりで驚きました。
節約しなくちゃいけないのに、すき焼きを作ってしまって、小百合に叱られるところがあるんですが、おかあさん逆ギレしてせっかく作ったすき焼きを、流しに捨てちゃうんですよ。ザァ?って。
このキレ具合が、まさにうちの母でした。
ほかにも、ヤクザの使う隠語に、直球で反応してみたり…
(別荘=刑務所 というのを知らず、「別荘をおもちなんですか」 とか尋ねちゃうの)
ホント、似てたなぁ。

川江が好きです。
世のため人のため、かなり頑張ってるのに、恩着せがましいところがまったくない。
一見、いい加減な男のようだけど、無責任な行動はいっさいしてません。
惚れました。

いつも悲しそうな顔してる、浅田の母もいい味出してました。
そんな顔のせいで、「面倒をみたい」 という男性が後を絶たなかった… というのが気に入りました。

ボーイズラブというより、いろんな生き様を描いたマンガ。
みんなと同じ人生を歩まなくたっていいんだなぁ、と心から思えました。
(★★★★☆)



最後に、私の雪山体験談を。
20歳のとき、親友のご主人 (警察官) とその仕事仲間と、スキーに行きました。
当時は、猫も犬も週末はみんなスキー! という時代で、私なんかカタチから入る人間でしたから、板もウェアも靴もピンクで無駄にカワイ子ぶりっこして出かけたのでした。

しか?しっ! 着いてみれば、スキーなんてほんのおまけ。
メインは雪山登山だったのです…
予想はつきますが、警察というところは、アタマに 「超」 がつく 「体育会系」 なのですね。
同行した男性はみんな、仕事モードなのか、山男モードなのか、別人のように…

警1 「キミ、名前は?」
私  「山田リリカです」
警2 「じゃ、山田はいちばん前ね」
私  「は、はい」


これは、職質? いきなり呼び捨て、しかも苗字!?  軍隊じゃないんですから。
合コンスキーかと思って、のほほんと出かけて行ったのに、打ち身&筋肉痛+有刺鉄線でほっぺたとウェアまで切って帰ってきました。

だいたい有刺鉄線で囲まれたスキー場って!?
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